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温湿度計

温湿度計とは

温湿度計とは、空気中の温度と湿度を同時に測定する装置です。温度は、空気中の熱エネルギーの量を表す単位で、摂氏(℃)や華氏(°F)などで表されます。湿度は、空気中に含まれる水蒸気量を表す単位で、相対湿度(%)や絶対湿度(g/m3)などで表されます。

温湿度計の主な用途

温湿度計の主な用途は、以下のとおりです。

気象観測:気象庁や民間の気象会社は、温湿度を測定して、天気予報や警報の発表に役立てています。温湿度は、台風や豪雨などの自然災害の発生や、空気の流れなどの天気予報に重要な要素です。

・医療:医師や看護師は、体内の水分量を測定して、患者の健康状態を把握しています。温湿度は、脱水症状や熱中症などの病気の診断に重要な指標です。

・工場:工場では、製品の品質を管理するために、温湿度を測定しています。温湿度は、製品の強度や耐久性などの品質に影響を与える可能性があります。

・食品製造:食品製造では、食品の品質を保つために、温湿度を測定しています。温湿度は、食品の腐敗や食中毒などの安全性に影響を与える可能性があります。

・環境調査:環境調査では、気温や湿度などの環境の変化を把握するために、温湿度を測定しています。温湿度は、気候変動や環境汚染などの環境問題に影響を与える可能性があります。

■温湿度計の種類

温湿度計は、測定対象物に直接接触して温度と湿度を測定する接触型温湿度計と、測定対象物に直接接触することなく温度と湿度を測定する非接触型温湿度計に大きく分けられます。

接触型温湿度計:測定対象物に直接接触して温度と湿度を測定する装置です。毛髪湿度計や電気抵抗式湿度計などがあります。

毛髪湿度計:毛髪湿度計は、毛髪の伸縮を利用して湿度を測定する装置です。毛髪は、湿度によって伸縮するため、毛髪の伸縮量を測定することで、湿度を算出します。
電気抵抗式湿度計:電気抵抗式湿度計は、湿度によって変化する電気抵抗を利用して湿度を測定する装置です。湿度によって、湿度計の電気抵抗値が変化するため、電気抵抗値を測定することで、湿度を算出します。

非接触型温湿度計:測定対象物に直接接触することなく温度と湿度を測定する装置です。赤外線温度計や熱容量式湿度計などがあります。

赤外線温度計:赤外線温度計は、赤外線を利用して温度を測定する装置です。測定対象物から放射される赤外線の強度を測定することで、温度を算出します。
熱容量式湿度計:熱容量式湿度計は、湿度によって変化する加熱体の温度を利用して湿度を測定する装置です。湿度によって、加熱体の温度が変化するため、加熱体の温度を測定することで、湿度を算出します。


■温湿度計の代表的なメーカー

佐藤計量器、チノー、横河計器、日立など。


■温湿度計の価格

測定範囲-20℃~120℃、0~100%RH、精度±1℃、記録機能なしの機種:1000円~3000円。測定範囲-100℃~500℃、-50~100%RH、精度±0.5℃、記録機能付きの機種:3000円~5000円。測定範囲-20℃~120℃、0~100%RH、精度±0.2℃、データ解析機能付きの機種:5000円~10000円。


■商品リスト

温湿度計の商品リストです

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