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振動計

振動計とは

振動計とは、振動を測定する装置の総称です。
振動を表わす物理量は変位、速度、加速度の3つがあり、一般的に振動の対象物や周波数により検知する物理量を選択します。

振動計の主な用途

振動計の主な用途は、以下のとおりです。

・ 機械の振動解析:機械の振動を測定することで、機械の状態を評価したり、振動による損傷を予防したりすることができます。機械の振動には、正常な振動と異常な振動があります。正常な振動は、機械が正常に動作していることを示しています。異常な振動は、機械の劣化や損傷が原因で発生することがあります。振動計を使用して振動を測定することで、機械の状態を把握することができます。振動の周波数や振幅を分析することで、機械の異常を早期に発見することができます。

・ 環境振動の測定:環境振動を測定することで、環境騒音を評価したり、地震などの災害を検知したりすることができます。環境振動には、人や動物の活動、交通機関の運行、工場の操業などによって発生する振動があります。環境振動は、人体や建物に悪影響を及ぼす可能性があります。振動計を使用して環境振動を測定することで、環境騒音を評価したり、地震などの災害を検知したりすることができます。

・ 医療用:医療用振動計は、心臓の拍動や呼吸の振動を測定するために使用されます。心臓の拍動や呼吸は、振動として表すことができます。振動計を使用して心臓の拍動や呼吸の振動を測定することで、心臓や肺の状態を評価することができます。

振動計は、さまざまな用途に使用されている重要な装置です。

■振動計の種類

振動計には、以下の種類があります。

機械式振動計:振動によって変形する要素を検出することで、振動を測定する装置です。変形する要素には、ひずみゲージ、MEMS(Micro Electro Mechanical System)センサーなどがあります。ひずみゲージは、振動によって変形する対象物に取り付けることで、変形量を測定することができます。MEMSセンサーは、微小な構造を利用した振動検出要素です。小型で軽量なため、さまざまな用途に使用されています。

電磁式振動計:振動によって変化する磁界を検出することで、振動を測定する装置です。検出要素には、コイル、ホール素子などがあります。コイルは、振動によって変化する磁界を検出することで、振動量を測定することができます。ホール素子は、磁界によって生じる電圧を検出することで、振動量を測定することができます。

圧電式振動計:圧電式振動計は、振動によって発生する電圧を検出することで、振動を測定する装置です。検出要素には、圧電素子などがあります。圧電素子は、振動によって電圧を発生させる性質があります。この電圧を検出することで、振動量を測定することができます。

光学式振動計:光学式振動計は、振動によって変化する光の干渉や偏光を検出することで、振動を測定する装置です。検出要素には、レーザー光、CCDカメラなどがあります。レーザー光は、振動によって干渉縞を形成します。この干渉縞をCCDカメラで検出することで、振動量を測定することができます。

振動計は、用途や測定対象物に合わせて、最適な種類を選択する必要があります。


■振動計の代表的なメーカー

小野測器、テストー、ソーテック、日本カノマックスなど。


■振動計の価格

機械式振動計や圧電式振動計:1万円前後〜5万円前後、圧電式振動計や光学式振動計:5万円前後〜10万円前後、圧電式振動計や光学式振動計: 10万円前後〜


■商品リスト

振動計の商品リストです

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