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塩分濃度計(生コン)

塩分濃度計(生コン)とは

生コンクリート中の塩分濃度を測定するための専用の計測器です。
生コンクリートに含まれる塩分は、コンクリートの耐久性を低下させる主な原因の一つです。
特に海砂を含むコンクリートや、凍結融解を繰り返す環境下にあるコンクリートでは、塩分による劣化が進行しやすくなります。

塩分濃度計(生コン)の主な用途

塩分濃度計(生コン)の主な用途は以下になります。

・生コン工場: 生コンクリートの品質管理
・建設現場:コンクリート構造物の塩分濃度調査
・土木工事:海砂を含むコンクリートの品質管理
・研究機関:コンクリートの耐久性に関する研究


■塩分濃度計(生コン)の種類

塩分濃度計は、生コンクリート中の塩分濃度を測定する上で非常に重要なツールです。
大きく分けて以下の2つの種類があります。

1. 電気化学式塩分濃度計
原理: 生コンクリートに電流を流し、その際の電気抵抗を測定します。塩分濃度が高いほど、電気伝導率が高くなり、電気抵抗が低くなるという原理に基づいています。
特徴:
測定が簡単: 電極をコンクリートに挿すだけで測定できるため、手軽に使用できます。
迅速性: 測定時間が短く、現場での迅速な評価が可能です。
価格: 比較的安価なモデルが多いです。
注意点:
温度の影響: 温度によって測定値が変動するため、温度補正が必要な場合があります。
乾燥状態: コンクリートが乾燥していると、正確な測定ができない場合があります。

2. イオン選択電極式塩分濃度計
原理: 塩化物イオンを選択的に検出する電極を用いて、塩化物イオン濃度を測定します。塩化物イオン濃度から、塩分濃度を推定します。
特徴:
高精度: 塩化物イオンを直接測定するため、電気化学式よりも高精度な測定が可能です。
選択性: 他のイオンの影響を受けにくいので、より正確な測定値を得られます。
注意点:
測定時間: 電気化学式に比べて測定時間がかかる場合があります。
価格: 比較的高価なモデルが多いです。

その他
ポータブル型: 現場で手軽に持ち運び、測定できるタイプです。
据置型: 精度が高く、多くのサンプルを測定したい場合に適しています。
非破壊検査: コンクリートを破壊せずに、表面から塩分濃度を測定できるタイプもあります。


■塩分濃度計(生コン)の代表的なメーカー

理研計器など。


■塩分濃度計(生コン)の価格

数十万円~…比較的シンプルなモデルで、現場での簡易的な測定に適しています。
数百万円~…高精度で、多機能なモデルです。研究機関や品質管理部門など、高度な測定が必要な場合に利用されます。


■商品リスト

塩分濃度計(生コン)の商品リストです

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