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リセール/中古計測器の専門店 株式会社メジャー

インバータ

インバータとは

インバータは、電気を自在に操る魔法の装置、と言っても過言ではありません。

インバータの働き
普段、私たちの家庭に供給されている電気は、一定の電圧と周波数を持つ交流電流です。 インバータは、この交流電流を一旦直流電流に変え、その後、再び交流電流に戻す際に、その電圧や周波数を自由に調整できる装置です。

具体的に言うと、インバータは以下のようなことができます。

電圧の調整:電圧を上げたり下げたりすることで、様々な機器に合わせた電圧を出力できます。
周波数の調整:周波数を変更することで、モーターの回転速度を細かく制御できます。
波形の調整:電気の波形を変化させることで、特定の機器に最適な電気を供給できます。

インバータの主な用途

インバータは、私たちの身の回りの様々な製品に使われています。

・家電製品:エアコン、冷蔵庫、洗濯機など、モーターを使用する家電製品の多くにインバータが搭載されています。これにより、省エネ性能が向上し、運転音が静かになるなどのメリットがあります。

・産業機器:工場などで使われるモーターや、太陽光発電システムなど、幅広い産業分野でインバータが利用されています。

・自動車:ハイブリッド車や電気自動車には、インバータが欠かせません。モーターの制御や回生ブレーキなど、様々な機能を実現しています。


■インバータの種類

インバータには、様々な種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。
ここでは、主な分類と特徴についてご紹介します。

1. 電力変換方式による分類
PAM(Pulse Amplitude Modulation:パルス振幅変調)方式:パルスの振幅(高低)を変化させて出力電圧を調整する方式です。シンプルで安価なため、小容量のインバータによく使われます。
PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)方式:パルスの幅(オン時間とオフ時間の割合)を変化させて出力電圧を調整する方式です。高精度な制御が可能で、ノイズも少ないため、高性能なインバータによく使われます。

2. 制御方式による分類
V/f制御:電圧(V)と周波数(f)の比を一定にしてモーターを制御する方式です。シンプルで安価なため、汎用性の高いインバータによく使われます。
ベクトル制御:モーターの磁束と電流をベクトルとして制御する方式です。高精度なトルク制御が可能で、高速・高トルクのモーター制御に適しています。
直接トルク制御(DTC):モーターのトルクを直接制御する方式です。高速応答性が高く、高性能なモーター制御に適しています。

3. その他の分類
電圧形インバータ:出力電圧を制御するタイプのインバータです。
電流形インバータ:出力電流を制御するタイプのインバータです。
単相インバータ:単相の交流電力を出力するインバータです。
三相インバータ:三相の交流電力を出力するインバータです。


■インバータの代表的なメーカー

三菱電機、安川電機など。


■インバータの価格

小型の家庭用インバータ: 数千円から数万円、中型の産業用インバータ: 数万円から数十万円、大型の産業用インバータ: 数十万円から数百万円。


■商品リスト

インバータの商品リストです

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