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レギュレータ

レギュレータとは

「レギュレータ(Regulator)」は、「調整する」「制御する」といった意味合いを持つ英単語 "regulate" に由来し、何らかの変動要素を一定に保つための装置や機能を指す言葉です。

文脈によって様々な対象を調整する装置を指しますが、特に以下の2つの分野でよく使われます。

1. 電圧レギュレータ(Voltage Regulator)
役割: 電子回路やデジタル機器において、入力される電圧が変動しても、常に安定した一定の出力電圧を供給するための回路やデバイスです。
【なぜ必要か】
電源(バッテリー、ACアダプターなど)の電圧は、負荷の変動(接続する機器の消費電力の変化)や、バッテリー残量の低下などによって変動しやすいです。
多くの電子部品(CPU、メモリ、センサーなど)は、安定した正確な電圧で動作することが求められます。電圧が不安定だと、誤動作したり、故障したりする可能性があります。

2. 圧力レギュレータ(Pressure Regulator / 減圧弁)
役割: 高い圧力の気体や液体を、安定した設定圧力に調整して供給するための装置です。
【なぜ必要か】
ボンベやコンプレッサーからの高圧ガスや液体は、そのままでは使用できない場合が多く、また圧力が変動しやすいです。
機器やシステムは特定の圧力範囲で動作するように設計されており、適切な圧力で供給されないと、機器の破損、性能低下、安全上の問題が発生する可能性があります。

レギュレータの主な用途

レギュレータの主な用途は以下になります。

・空気圧システム:工場のラインでエアシリンダーなどの空気圧機器に安定した圧縮空気を供給。
・ガスボンベ:医療用酸素ボンベや溶接用ガスボンベなどから、使用に適した圧力でガスを供給。
・ダイビング:スキューバダイビングの器材で、タンク内の高圧空気を呼吸に適した圧力に減圧。
・水道:蛇口からの水圧が高すぎる場合に、適切な水圧に調整。


■レギュレータの種類

レギュレータの種類には、以下の様なものがあります。

電圧レギュレータ
・リニアレギュレータ
・スイッチングレギュレータ

圧力レギュレータ
・減圧レギュレータ
・圧レギュレータ


■レギュレータの代表的なメーカー

SMC、CKDなど。


■レギュレータの価格

電圧レギュレータ(電子部品)の価格
主に電子回路基板に組み込まれる半導体チップや小さなモジュールです。

・一般的な三端子リニアレギュレータ (LDO含む)…数十円〜数百円/個
・スイッチングレギュレータIC (DC-DCコンバータIC)…数百円〜数千円/個
・モジュール型 (DCDCコンバータモジュールなど)…数百円〜数千円

圧力レギュレータ(産業・メカニカル部品)の価格
ガスボンベや配管に接続して使用する、比較的大きな装置です。種類や用途が多岐にわたるため、価格帯も広いです。

・汎用的なエアレギュレータ(空圧機器用)…数千円〜2万円程度
・高圧ガス用調整器(ガスボンベ用)…1万円台〜10万円以上
・精密圧力調整器…数万円〜数十万円以上


■商品リスト

レギュレータの商品リストです

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