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導波管

導波管とは

導波管とは、主にマイクロ波やミリ波といった高周波の電磁波を、効率よく伝送するために用いられる中空の金属管のことです。

導波管の主な用途

導波管は、その低損失と大電力伝送という優れた特性から、主に高周波の電磁波を扱うさまざまな分野で利用されています。主な用途は以下の通りです。

1. 通信・放送分野
・衛星通信:地球局と衛星の間で、マイクロ波などの電磁波をやり取りするために使われます。大容量の情報を長距離伝送する必要があるため、低損失な導波管が不可欠です。
・レーダー:船舶、航空機、気象観測などに使われるレーダー装置で、電波の発信機からアンテナまで電力を送るために利用されます。
・放送:テレビやラジオの送信所において、大電力の電波をアンテナまで伝送するために使われることがあります。
・移動体通信:5GやBeyond 5Gといった、より高い周波数帯を利用する次世代通信システムにおいても、導波管の利用機会が増えています。

2. 医療・科学分野
粒子加速器:放射線治療に使われる医療用加速器や、物理学研究に使われる大型加速器で、高周波電力を加速空洞に供給するために使われます。
マイクロ波加熱:電子レンジのような家庭用製品だけでなく、産業用のマイクロ波加熱装置にも利用されます。

3. その他
測定器:高周波電力計や信号発生器といった、マイクロ波帯の測定器にも導波管が組み込まれています。
アンテナ:ホーンアンテナや導波管スロットアンテナのように、導波管そのものがアンテナとして機能するものもあります。

近年では、同軸ケーブルの性能向上により、一部の領域では導波管の使用が減りつつあります。
しかし、大電力の伝送や、極めて高い周波数帯での利用においては、導波管が依然として不可欠な存在です。

■導波管の種類

断面の形状によって、主に以下の種類があります。

方形導波管
最も一般的に利用されている形状です。レーダーなどでよく使われます。

円形導波管
伝送損失が最も少ない形状ですが、取り扱いが難しいため用途は限定的です。

リッジ形導波管
特殊な用途に使用されます。


■導波管の代表的なメーカー

島田理化など。


■導波管の価格

既製品の価格…比較的汎用的な仕様の直線導波管であれば、数万円〜数十万円の範囲で取引されることが多いです。
カスタム品の価格…特定の周波数や用途に合わせて設計・製作される場合、数十万円から数百万円、あるいはそれ以上になることもあります。
オークション等での取引…中古品や一部の製品は、オンラインオークションなどで比較的安価で取引されることもありますが、性能保証や技術サポートがないため、業務用での利用には向かない場合がほとんどです。
政府・公共工事の単価…国土交通省などの公的な資料では、導波管の資材単価が公開されていることがあり、数万〜十数万円程度が目安となることもあります。


■商品リスト

導波管の商品リストです

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