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リセール/中古計測器の専門店 株式会社メジャー

電磁弁

電磁弁とは

電磁弁(でんじべん)とは、電気の力を使って、空気や水などの流体の流れを自動的に制御(ON/OFFや方向切り替え)するための弁(バルブ)のことです。
英語では「Solenoid Valve(ソレノイドバルブ)」と呼ばれます。「ソレノイド」は電磁石(コイル)を意味し、この電磁石の力が弁を動かす主要な動力源となっています。

電磁弁の主な用途

電磁弁は産業機械だけでなく、私たちの身近な製品にも広く使われています。

・全自動洗濯機
給水・排水の経路を自動で切り替えるために使われています。

・自動販売機
ドリンクやシロップの供給を正確に制御するために使われています。

・給湯器・ガス機器
ガスや水の供給を安全かつ正確に制御するために使われています。

・工場・産業機械
空気圧シリンダー(空気圧で動く部品)の動作を制御したり、油圧の流れを切り替えたりするために欠かせない部品です。


■電磁弁の種類

電磁弁は、その構造や流体の種類によってさまざまな種類に分類されます。

1. 作動方式による分類
直動式(じきどうしき):電磁石の力だけで弁体を直接動かす方式。構造がシンプルで、圧力差がゼロでも動作しますが、大口径には不向きです。
パイロット式:電磁石の力で小さな弁(パイロット弁)を動かし、その流体の圧力(差圧)を利用して大きな弁(主弁)を動かす方式。大口径や高圧に対応できますが、動作に最低限の圧力差が必要です。
パイロットキック式:パイロット式にバネなどを利用し、圧力差ゼロでも動作可能にしたものです。

2. 流路の数による分類
2方弁:流体のON(開)/OFF(閉)のみを制御します。(流入口と流出口の2ポート)
3方弁:1つの入口と2つの出口を切り替えるなど、流体の経路を切り替えるのに使われます。(3ポート)
5方弁:空圧機器(シリンダーなど)の動作(前進/後退)を制御するなど、より複雑な方向制御に使われます。


■電磁弁の代表的なメーカー

SMCなど。


■電磁弁の価格

約3,000円〜15,000円…汎用性の高い小型モデル、空圧制御用。
約15,000円〜50,000円…中口径・特殊流体・高耐久性モデル。
約50,000円〜数十万円…特殊用途・大口径・高圧・防爆モデル。


■商品リスト

電磁弁の商品リストです

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