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電気泳動装置

電気泳動装置とは

電気泳動装置(でんきえいどうそうち)とは、DNAやタンパク質などの物質が持つ「電荷」を利用して、それらを大きさ(分子量)ごとに分離・分析するための実験器具です。
生命科学の研究、医療診断、鑑識(DNA鑑定)など、バイオテクノロジーの分野では欠かせない基本的なツールです。

電気泳動装置の主な用途

電気泳動装置の主な用途は以下になります。

・DNA鑑定:犯罪捜査や親子鑑定。
・病気の診断:特定のタンパク質の異常を検出。
・PCR検査の確認:増幅されたDNAが正しいサイズであるかのチェック。


■電気泳動装置の種類

電気泳動装置の主な種類は以下になります。

アガロースゲル電気泳動
主な対象:DNA / RNA
寒天(アガロース)を使用。主にDNAのサイズ確認や精製に使われる最も一般的な手法。

SDS-PAGE (ポリアクリルアミドゲル)
主な対象:タンパク質
アクリルアミドを使用。タンパク質を熱と試薬で変性させ、重さ(分子量)だけで分離する。

キャピラリー電気泳動
主な対象:微量サンプル
細い管(キャピラリー)を使用。高速・高精度で、最新のDNAシーケンサーなどに使われる。


■電気泳動装置の代表的なメーカー

バイオ・ラッド、サーモフィッシャーサイエンティフィックなど。


■電気泳動装置の価格

DNA用・簡易一体型…Mupid (日本ジェネティクス) 5万〜8万円。
DNA用・スタンダード…サブマリン型(槽のみ) 4万〜10万円。
タンパク質用・垂直型…Mini-PROTEAN (Bio-Rad) 10万〜20万円。
パワーサプライ (電源)…PowerPac (Bio-Rad) など 8万〜20万円。
全自動・カセット式…E-Gel Power Snap (Thermo) 20万〜40万円。


■商品リスト

電気泳動装置の商品リストです

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