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濁度計

濁度計とは

濁度計とは、液体中の濁り物質の量を測定する装置です。濁り(にごり)の程度を「濁度」と呼び、光量的に測定する装置を濁度計と呼びます。具体的には、液体中の浮遊粒子やコロイド状物質によって、引き起こされる濁度を光学特性で測定いく測定機器です。

濁度計の主な用途

濁度計の主な用途は、水質監視とプロセス工業です。

・水質監視:濁度計は、水の濁りの程度を測定するために使用されます。水中の濁りには、汚泥、藻類、微生物、浮遊物質など、様々な原因があります。濁度が高い水は、飲料水や工業用水として適さないだけでなく、水中生物の生息にも影響を与えます。濁度計は、河川水、湖沼水、海水、上水、下水などの水質監視に使用されます。濁度を測定することで、水質の変化を把握し、水質の改善や汚染の防止に役立てることができます。

・プロセス工業:濁度計は、プロセス工業においても様々な用途で使用されています。
製紙工業:紙の製造工程において、原料となるパルプの濁度を測定します。
化学工業:化学反応の進行度合いを測定するために使用されます。
食品工業:食品の品質管理のために使用されます。
医薬品工業:医薬品の製造工程において、原料や製品の濁度を測定します。

■濁度計の種類

濁度計には、以下の3つのタイプがあります。

ラボ用濁度計:主に研究室で使用される濁度計です。精度が高く、さまざまな測定条件に対応できるものが多いです。

携帯用濁度計:現場で使用できる濁度計です。小型で軽量で、持ち運びが容易です。

オンライン濁度計:測定現場に設置して連続的に濁度を測定する濁度計です。自動で測定結果を記録できるものが多いです。濁度計は、水質監視やプロセス工業において、欠かせない測定機器です。用途や目的に合わせて、適切な濁度計を選択することで、より正確な測定結果を得ることができます。


■濁度計の代表的なメーカー

日本電色工業、東建エンジニアリング、明電舎、トーケミ、横河電機など。


■濁度計の価格

透過光測定方式のラボ用濁度計:数万円から十万円程度、透過光測定方式の携帯用濁度計:数万円から数十万円程度、散乱光測定方式のラボ用濁度計:数万円から十万円程度、散乱光測定方式の携帯用濁度計:数万円から数十万円程度、透過光・散乱光演算方式のラボ用濁度計:十万円から数十万円程度、透過光・散乱光演算方式の携帯用濁度計:数万円から十万円程度、積分球測定方式のラボ用濁度計:数十万円から数百万円程度、積分球測定方式のオンライン濁度計:数十万円から数百万円程度。


■商品リスト

濁度計の商品リストです

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