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鉛直器

鉛直器とは

鉛直器(すいちょくき、plumb bob)は、重力によって垂直方向を示すための測定器具です。一般的には、鉛直器は重い金属の錘(通常は円錐形や円筒形)が細長い糸や紐で吊るされており、錘は垂直線を形成します。この垂直線は地球の重力によって決定され、水平面に対して垂直であるため、建築、測量、工学、建設などの分野で垂直方向を確認するために使用されます。

鉛直器の主な用途

鉛直器は主に次のような用途で使用されます。

・建築と建設工学:建物や構造物を垂直に建設するために使用されます。鉛直器は壁、柱、階段、塔、クレーンなどが正確に垂直に配置されることを確保します。

・測地測量:地形や土地の測量において、鉛直コンポーネントを測定するために使用されます。これにより、標高や地形の変化を正確に記録できます。

・地質学と探鉱:鉛直器は地質学者や鉱山技師によって、鉱脈や地層の垂直配置を調査するために使用されます。

・測量とトポグラフィ:地図製作や土地測量において、垂直ラインを確立し、高度や標高の測定に使用されます。

・航空写真測量:航空写真測量において、飛行中にカメラやセンサーを正確な垂直位置に保つのに役立ちます。

・環境モニタリング:環境保護機関や気象観測所では、大気汚染などの測定において垂直ラインを設定し、データを収集します。

・科学研究:物理学や天文学などの科学研究において、鉛直方向を正確に決定する必要がある場面で使用されます。

・船舶および航空機:船舶および航空機の垂直方向の制御において、鉛直器が使用されます。

■鉛直器の種類

鉛直器にはさまざまな種類があり、用途や技術的な要件に応じて異なるデザインが存在します。
以下は一般的な鉛直器の種類です。

プラムボブ:プラムボブは、錘(通常は金属製)が細長い糸や紐で吊るされた基本的な鉛直器です。錘は垂直線を形成し、その振れ具合を観察することで垂直を確認します。

光学プラムボブ:光学プラムボブは、光学装置を使用して垂直を決定します。通常、鉛直ラインに沿って観測される光学マーカーやプリズムを備えています。

レーザープラムボブ:レーザープラムボブは、レーザー光線を使用して垂直ラインを示す高精度な鉛直器です。レーザービームは壁や地面に投影され、垂直を確認するのに役立ちます。

デジタル水準器:デジタル水準器は、垂直度をデジタルディスプレイで表示することができる現代的な鉛直器です。内部のセンサーが傾斜を測定し、デジタル表示により正確な垂直を示します。

気泡水準器:気泡水準器は、透明な管内の気泡が中央に配置され、垂直位置を示す古典的なツールです。傾斜がないときに気泡が中央に位置するように使用されます。

角度計:角度計は、水平面または垂直面に対する角度を測定するための鉛直器です。一般的に、建築や工学プロジェクトで角度を確認するために使用されます。


■鉛直器の代表的なメーカー

トプコン、ソキアなど。


■鉛直器の価格

一般用鉛直器…1000円~3000円、精密用鉛直器…5000円~10000円。
これ以外の高性能なものでは数万の高額なものもあります。


■商品リスト

鉛直器の商品リストです

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